山手皮膚科流ニキビ跡の凹み(凹んだニキビ跡・クレーター)治療について皮膚科専門医の院長がわかりやすく解説

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2.ニキビ跡の凹み(クレーター)のタイプ

Jacobらの萎縮性(陥凹性)痤瘡瘢痕の分類というものがあります。みなさんも見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

 アイスピックスカー(アイスピック型)

 その名の通り、アイスピックを刺したような形をしています。直径2mm以下で、真皮深層や皮下組織(皮下脂肪層)にまで及びます。

ボックスカー(ボックス型)

直径1~4mm、類円形、瘢痕の境界は明瞭で垂直に凹んだ形をしています。

 ローリングスカー(ローリング型)

直径4~6mm程度で真皮から皮下組織におよぶ索状膠原線維に引っ張られて境界は不明瞭でなだらかに凹んだ形をしています。皮膚表面からみるニキビ跡の形が境界明瞭な円形で4㎜未満であるものはローリングスカーではありません。

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3.ニキビ跡の凹み(クレーター)治療で確実な効果を得るために必要なこと

ニキビ跡の凹み(クレーター)治療を確実な効果を得るために必要なことは「新しいニキビができるのを予防する」「患者様自身が治療に対する理解を深める」ことです。

新しいニキビができるのを予防する▶クリック

ニキビ跡の凹み(クレーター)にお悩みの方の肌には、いまもまだ活発にニキビができたり治ったりを繰り返している場合があります。凹んだニキビ跡(クレーター)ができてしまうと、将来どんな治療をおこなっても、ニキビ跡が無いもとの肌に戻すことはできません。

ニキビ跡の凹み(クレーター)の改善治療は回数がかかり、費用も高額となります。また、凹んだニキビ跡(クレーター)治療の中には、その作用機序(メカニズム)から治療後の副作用としてニキビができるものもありますし、炎症性ニキビがあるところにはおこなえない治療もあります。

ニキビ跡の凹み(クレーター)を治療するはずが、治療のために新たに凹んだニキビ跡(クレーター)ができてしまうのは患者様にとって不利益でしかありません。いま、あなたの肌にニキビが多発しているのであれば、まずはニキビ治療を優先してください。いま、まさに凹んだニキビ跡(クレーター)治療をおこなっている最中のあなたも、新しいニキビをしっかり予防しながら治療続けることが重要です。

患者様自身が治療に対する理解を深める▶クリック

ニキビ跡の凹み(クレーター)の数そのものはどんなに治療をしても変わることはありません。

レーザーや高周波で皮膚に安全に熱傷を作りニキビ跡(クレーター)の凹凸の程度を縮小させることが「ニキビ跡の凹み(クレーター)」治療の効果の作用機序です。治療で得られる効果は劇的なものではないため、毎日ご自身のお肌を見ていると治療効果が良くわからないことがほとんどです。

ご自身がお受けになる治療の①使用機器、②1回の治療で何パスするか(何回当てるか)、③肌のどの部分に作用しているのか、④薬剤の有効成分と効果はなにか、⑤治療前後の見た目の変化、をきちんと確認しましょう。

当院のニキビ跡の凹み(クレーター)治療では効果判定のための経過診察をおこない、治療による見た目の変化について確認と説明をおこなっています。

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4.カウンセリングの予約について

1.カウンセリング予約方法

カウンセリングおよび治療のご予約は、予約サイトからご予約をお取りいただく完全WEB予約制です。クリニック受付ならびにお電話では予約の受付はいたしておりません。

「予約サイト」へいき、選択メニューボタン

予約バナー

から 「ニキビ・ニキビ跡の凹み」のご相談 を選択ください。

2.カウンセリング料金

ニキビ跡の凹みの治療をご希望の方は、先ずカウンセリングにご来院いただいております。医師が診察し診断と治療方法の説明をおこないます。

ニキビ跡の凹みのご相談は、自費診療です。カウンセリング料金は、当院で自費診療のご相談が初めての方は税込3,300円、すでに自費診療のご相談歴がある方は税込1,650円です。

前回相談日または前回治療日から1年以上経過している方は、再度診察(再カウンセリング)が必要です。

3.施術の予約

カウンセリングのご予約時点で施術のご予約はお取りいただけません。

当院の方針ではカウンセリング日と初回施術は別日を推奨しております。

患者様からのご希望があり当日の予約に空きがある場合に限り、カウンセリングと同日に施術をお受けいただくことが可能です。

カウンセリング時に当院からの同日施術への誘導、営業行為は一切ありませんのでご安心ください。

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ニキビ跡のホームケアと予防対策

ニキビ跡はいったん凹んでしまうと、自然のもとに戻ることは難しいです。 

ホームケアも効果が高いものがあるとは思いません。ニキビ跡の予防がきわめて重要です。

ニキビ跡をつくらせない最大のポイントは、炎症性ざ瘡である赤ニキビと黄色ニキビを早期に治療して、早く炎症を鎮静化することです。
このためには、まず、皮膚科専門医がいる皮膚科クリニックで保険診療と治療を受けてください。皮膚科ではさまざまな外用剤、内服抗生剤を使って治してくれます。外用剤が一般的ですが、重度の場合は内服抗生剤が処方されます。ニキビはホルモンバランスによって引き起こされることも多いため、漢方薬が用いられる場合もあります。

最初から美容皮膚科の受診は避けるべきです。保険診療の治療をまったく推奨せず※、ピーリングや機器を用いた治療をすすめるクリニックは、かなり商業的だと思ったほうがよいです。美容皮膚科を受診するタイミングは、保険診療だけの治療で抑えきらない時です。

保険診療での治療を続けながら、ピーリング、レーザーなどの自由診療を追加するのがよいと思います。

※診療のシステム上、ニキビの治療で保険診療と自費診療を並行しておこなうことはできません。混合診療禁止の原則があります。美容皮膚科では自由診療をおこない、別のクリニックで保険診療を継続することになります。

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ニキビ跡をきれいに消すために日常で気をつけること

 ニキビ跡をきれいに消すために日常で気をつけることは何ですか?

赤いニキビ跡は炎症の名残です。かならず時間とともに薄くなっていきます。注意しないといけないのは、同じ場所に繰り返しニキビができると、陥凹したり、皮膚表面に微細な瘢痕を残します。また、炎症後の色素沈着の予防に紫外線対策をおこなってください。

茶色いニキビ跡は炎症後の色素沈着です。炎症をおこして3~6か月で消えることが多いのですが、気になる場合はビタミンC誘導体が入ったローションがおすすめです。美白にはハイドロキノンが良いのですが、剤形によっては毛穴が詰まって、あたらしくニキビをつくることがあるので注意が必要です。

凹んだニキビ跡は日常のケアで消えることはなく、クリニックでの治療のみが効果があります

 ニキビ跡を治すためにどうすればいいですか?

平坦な赤いニキビ跡はかならず時間とともに薄くなっていきます。盛り上がりあれば、炎症性のニキビですから皮膚科での治療が必要です。

炎症後の色素沈着である茶色いニキビ跡はビタミンC誘導体が入ったローションが効果があります。トラネキサム酸は色素沈着に有効です。市販のトランシーノがよいと思います。

凹んだニキビ跡はクリニックでダーマペン、ニードルRF、レーザーなどでの治療が必要となります。

ニキビ跡のクレーター状態を治しやすい方法はありますか?

クレーター状態になったニキビ跡を治療するには、ヒアルロン酸注入、サブシジョン、ダーマペン、ポテンツァやシルファームなどのニードルRF、フラクショナルレーザーなど治療方法があります。

美容皮膚科で治療を受けることができます。

本ページに詳細を記載しています。

ニキビ跡の治療はどのくらいの期間がかかりますか?

A: ニキビ跡の治療にはクレーターや凹みの深さ、数、範囲でことなります。また個人の治療に対する反応の差もあります。通常は数ヶ月から1年程度の期間がかかることが多いです。

ニキビ跡を治すために気をつけるべきことはありますか?

ニキビ跡を治すためには、ニキビが悪化することを避けるために早期の治療が大切です。

保険診療の皮膚科で外用剤による治療を受けられることをおすすめします。

また、日頃のスキンケア(洗顔、生活習慣)に気をつけることが重要です。ニキビを気にして触わり続けると、炎症が進み悪化させてニキビ跡とつくることになりますので注意してください。

ニキビ跡の治療方法は何がありますか?

ニキビ跡の治療方法としては、クリニックでの治療がが一般的です。 以下のような治療があります。

ニキビ跡が治っても完全に消えないことはありますか?

赤いニキビ跡や茶色いニキビ跡は消えても、同じ部位に繰り返しニキビができて、ニキビが治っても、再度赤いニキビ跡や茶色いニキビ跡になることはあります。

ニキビ跡が治った後でも、ニキビが再発した場合、保険診療の皮膚科を受診して早めに適切な治療を行うことが大切です。

ニキビ跡をきれいに消すためには、どのようなスキンケアが効果的ですか?

A: 赤いニキビ跡や茶色いニキビ跡をきれいに消すためには、ビタミンC誘導体を含んだ化粧水を使用することが効果的です。

また、紫外線から肌を守るためにサンスクリーン(日焼け止め)を使用することもおすすめです。

ニキビ跡の原因は何ですか?

A: 赤いニキビ跡の原因は、ニキビの炎症が収まったあとに血管の拡張や血管の周囲にリンパ球という細胞がのこっていることが原因です。炎症の名残です。これらの状態は時間とともに正常化します。血管の拡張は収まり、リンパ球は血管の中に戻っていきます。結果、赤みが消え、肌色が戻ります。

茶色いニキビ跡はニキビが治った跡の炎症後色素沈着です。やけどやケガのあとに一時的に茶色になるのとを同じメカニズムです。炎症のあと、表皮のメラノサイトの働きが活発化して大量のメラニンをつくるためです。いっぱんに炎症後色素沈着は炎症後1か月頃に色のピークとなり、その後徐々に薄くなります。消えるの個人差があり、3か月~半年、長いと1年以上かかることもあります。

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よくある質問とその回答

答えは質問をクリックすると表れます。

Q1. 美容皮膚科でニキビ跡を治すには?

美容皮膚科でのニキビ跡の治療はさまざまです。一般にニキビ跡は「赤み」、「色素沈着」、「凹み(クレーター)」があります。以下のまとめました。

この中でご自身に当てはまる治療をお受けになってください。

ニキビ跡のタイプ 治療方法
赤み IPL(フォトフェイシャルなど)
色素レーザー
色素沈着 ピーリング
ビタミンCイオン導入
エレクトロポレーション
凹み(クレーター) ダーマペン
ニードルRF
フラクショナルレーザー
サブシジョン

Q2. ニキビ跡 レーザー 何回で治りますか?

ニキビ跡の凹みの程度によって、治療回数はかわります。当院でつかっているアイコン1540フラクショナルレーザーでは、3~5回あたりで効果を実感される方が多いようです。フラクショナル炭酸ガスレーザーでは、もっと少ないかもしれませんが、皮膚の修復にかかる時間、ダウンタイムの関係で2回めの治療を長く開ける必要があります。当院はかって、フラクショナル炭酸ガスレーザーでの治療を行っていましたが、半年から1年空けていました。

Q3. ニキビ跡治療でのダウンタイムを教えてください?

ダーマペン、ポテンツァ、アイコン1540フラクショナルレーザー、フラクショナル炭酸ガスレーザーで述べます。

痂皮(かさぶた)を作るかでは、この4つのなかでは、フラクショナル炭酸ガスレーザーのみでおこります。

赤みに関しては以下のようになります。

機器 ダーマペン ポテンツァ アイコン1540フラクショナルレーザー フラクショナル炭酸ガスレーザー
赤みのでる期間 約7日 0~2日 1~2日 7~14日

Q4. 二キビ跡の治療には何回ほど通院が必要ですか?

治療にどのような機器を使用するか、ニキビ跡の凹みはどのくらいかで治療回数、通院期間がかわります。機器のバリエーションが多彩なので、ご希望の治療があるクリニックのホームページをみられるのをおすすめします。ちたみに当院でポテンツァ、アイコン1540フラクショナルレーザーともに、効果が実感できるまで3~5回の治療が必要です。間隔は4~6週間あけています。私見ですが、治療効果が高いアイコン1540フラクショナルレーザーでは7~9回で治療効果は平行線になるように思います。したがってこれが、治療総回数と考えています。

Q5. ニキビ跡の治療は痛みを伴いますか?

ニキビ跡の治療には以下のような治療方法があります。痛みの程度を記載してます。

  治療方法
痛みがない ピーリング
ビタミンCイオン導入
エレクトロポレーション
軽度な痛みで麻酔不要 IPL(フォトフェイシャルなど)
色素レーザー
局所麻酔が必要な痛み ダーマペン
ニードルRF
フラクショナルレーザー
サブシジョン


ポテンツァの概要

診療区分 自由診療
治療内容 POTENZAとは、多彩なマイクロニードルのチップを備えた、RF(高周波)治療機です。
症状に適したチップを使用し、RFを照射することで、様々なお肌の悩みにはたらきかけます。
照射出力等 Level6~10

治療期間及び回数

繰り返しの治療が望ましい。回数は疾患により異なります。
施術によるリスク・副作用 治療直後には照射部位に発赤がでます。
治療後は一過性の炎症後色素沈着が起こることがあります。
治療部位には凸凹とした治療跡が残ることがあります。
施術に要する費用
治療内容 初回 2回目以降
ニキビ跡
マックーム0.5本使用
¥49,800 ¥54,900
ニキビ跡
マックーム1本使用
¥55,800 ¥60,900
ニキビ跡
マックーム使用なし
¥39,800 ¥43,900
未承認医薬品等であることの明示 ポテンツァは国内未承認機器です。
入手経路等の明示 Jeisys Medical Inc.より、医師が個人輸入しております。
※承認を受けていない医薬品・医療機器については下記のページをご確認くださいhttps://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/
国内の承認医薬品等の有無の明示 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示

以下の認証を取得しております。
MFDS(2019.01), FDA, CE, ANVISA

 


1540フラクショナルレーザーの概要

診療区分 自由診療
照射出力等 45~70mJ
治療期間及び回数 4~6週間の間隔で少なくとも5~7回程度
施術によるリスク・副作用 治療直後にはレーザー照射部位に発赤と痛みがでます。
施術に要する費用
  料金(自費診療、税込)
顔全体 初回\30,000
2回目以降\44,000
目尻~フェイスライン+顎裏体 初回\30,000
2回目以降\44,000
目尻~フェイスライン \33,000
両頬+鼻 \27,500
両頬+目の周囲 \27,500
両頬 \22,000
額※眉上6cmまでの範囲 \22,000
目の周囲 \22,000
鼻全体 \16,500
承認区分 1540フラクショナルレーザーは国内未承認機器です。

注)治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入の続きをおこなったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html

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