
1.コグ付スレッドリフト
コグ(N-COG)と呼ばれるギザギザした突起がある吸収糸を皮下に通し、顔全体のたるみを持ち上げられる「切らないフェイスリフト」です。
使用する糸は手術に使用されているPDO(ポリジオキサノン)で180~240日で体内に吸収されますので異物が残る心配もありません。
施術後は糸(スレッド)の周りにコラーゲン組織ができるので、肌にツヤとハリを与えます。
片側に3~5本、両側で6~10本のスレッドを使用します。
片側に3本入れる場合は、以下のような部位に入れます。
顔のたるみが軽度の場合、ヒアルロン酸注入でのフェイスリフトの後に頬のたるみがまだ気になる場合、片側3本使用します。


片側に5本入れる場合は、以下のような部位に入れます。
顔のたるみが中程度~重度の場合、片側5本を必要とします。

2.症例紹介
50歳台女性 女性
顔のたるみの治療希望で来院され、スレッド10本を使用して治療しました。


スレッドはほうれい線や頬のたるみを治すのに高い効果があります。
【上記症例の詳細】
初診料金3,300円, スレッド(吸収糸)10本 187,000円, 抗生剤など3,300円, 治療費総額195,600円
通院回数:2回 治療のリスク:皮下の内出血
3.治療の流れ
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STEP2
初診・再相談
写真撮影

ビジアでの撮影風景 画像解析機で写真撮影をおこないます。
診察・カウンセリング

診察 お顔の状態を拝見して、使用するコグ付スレッド(糸)の本数を決めて、費用のお見積りをいたします。
施術できないのは以下の方です。
- 糖尿病、心臓疾患、発熱、感染、治療部位に感染症や重度の皮膚疾患、ケロイド体質の方
- 妊娠中の方、またはその可能性のある方、授乳中の方
- 以前、麻酔剤によってアレルギーやショック症状をおこされた方
- 採血で気分が悪くなる方
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STEP3
治療の予約
カウンセリング時にご提案させていただいた治療のご予約は、予約サイトからお取りいただけます。
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STEP4
治療

スレッドを通す位置をマーキングします。
注入は20分程度で終了します。
止血を確認して終了です。終了後
治療直後はスレッドの刺入部にわずかに針跡が残ります。
赤み、腫れ、圧痛、疼痛、内出血が生じることがあります。
抗生剤を内服していただきます。
当日の運動、飲酒はできません。翌日から可能です。
4.料金
スレッドリフト料金はこちらをご覧ください。

この記事の執筆者
豊福 一朋医師
公益社団法人日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医/医学博士/経営管理学修士(MBA)
メッセージ
スレッドリフトのページをご覧いただき、ありがとうございます。スレッドリフトの入れ方は年々に改良が加えられています。かっては片側5本、両側10本で治療をおこなっていました。最近は片側3本、両側6本でおこなっています。顔の脂肪や筋肉のボリュームは左右があることが多く、この修正にさらに1本追加することもあります。ヒアルロン酸注入と併用するとより高い効果になります。ヒアルロン酸注入と併用する場合は先にヒアルロン酸注入をおこない、1か月後の状態をみてスレッドリフトの位置を決めています。
経歴
- 1991年
長崎大学医学部卒業
-
長崎大学病院泌尿器科、九州大学病院皮膚科にて卒後研修
- 1994年
九州大学大学院医学研究科入学。
同年、カナダ医学奨学金(Royal Canadian Medical Foundation)にてカナダ・アルバータ州立大学皮膚科(エドモントン)に留学 - 1997年
九州中央病院皮膚科医長
- 1998年
九州大学大学院医学研究科修了(医学博士)
- 1999年
米国国立衛生研究所(NIH)(メリーランド州ベセスダ)研究員
- 2001年
佐賀県立病院皮膚科医長
- 2002年〜2004年
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)
- 2005年
山手皮膚科クリニックを開設
コグ付スレッドリフトの概要
| 診療区分 | 自由診療 |
|---|---|
| 治療期間及び回数 | 1回で終了 |
| 施術によるリスク・副作⽤ | 治療に際しては麻酔に注射をおこないます。注射によりいたみがあります。 コグ付きスレッド(糸)を刺入するときに、いたみがあります。 治療後は内出血とスレッド挿入部の局所の腫れが出現します。 内出血は2週間、局所の腫れは1週間ほどで消失します。 |
| 施術に要する費⽤ | 18,700円/1本 |
| 承認区分 | コグ付きスレッドは国内未承認品で、 医師の判断の元、個人輸入手続きをおこなったものです |
注)治療には、国内未承認医薬品または医療機器を⽤いた施術が含まれます。
治療に⽤いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個⼈輸⼊⼿続きをおこなったものです。
個⼈輸⼊において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html

