もいまSNS上で女優の宮沢りえさんの鼻の右横にあったホクロがなくなったことが話題になっています。
ホクロは年齢を重ねてくると、若いころは平坦であったものが盛り上がってきたり、徐々に大きくなって邪魔に感じるようになります。
私は顔にホクロが7つほどあり、医学部の学生時代に、形成外科の先生のすすめで取りました。
当時はレーザーがなかったのでメスでくり抜く手術でした。
手術後の出血がおおく、病院からの帰りは血だらけのガーゼを顔じゅうに貼って、路面電車で帰りました。
あまり人にじろじろと見られたので、翌日は恥ずかしくて通勤の路面電車に乗れず、1週間友人に頼んで学校まで送ってもらいました。

現在、ホクロの除去は主に炭酸ガスレーザーを使います。
出血も少なく、傷には目立たない創傷保護剤を使うので目立ちません。
手術のあとがずっと楽です。
翌日からバスや電車に乗って学校や会社にいけます。
ホクロと取ると運命が変わるという人がいますが、どうなのでしょうか?
私がホクロと取ったとき、父は「運命がかわるからやめろ」と言われました。
しかし、よく考えてください。

人の人生は1回ですから取った場合と取らない場合の比較ではできません。
医学部卒業後、人生山あり谷ありでしたが、関係あったでしょうか?
ただ、ホクロがないと顔はすっきりしました。
ホクロの取り方はいろいろあります。 

  1. メスでくり抜く方法
  2. メスで切除し縫縮する方法
  3. 炭酸ガスレーザーでくり抜く方法
  4. Qスイッチレーザーで色を抜く方法
  5. 炭酸ガスレーザーとQスイッチレーザーを併用した切除法

などです。

直径1-2mm程度の薄いホクロはQスイッチレーザーで色だけを抜くことがあります。
直径2mm以上だとパンチという円刃(丸い形のメス)や炭酸ガスレーザーでくり抜きます。
時間は麻酔が5分、手術は5分程度です。
費用は保険適応で5400円からです。
ただいま、キャンペーンで直径1mm以下のホクロの治療は2,160円※でおこなっています:
※:初回1個お試しでQスイッチレーザーを使用した治療。別途初診料金3,240円と抗生剤などが1,080円かかります。

症例