
こちらのコンテンツは、院長の豊福一朋が自身のこれまでの研究ならびに経験、関連書籍、学術報告などをもとに独自に作成したものです。将来において当院における治療方法、治療後の処置、使用機器、治療の流れなどについて内容が変更となる可能性があります。
目次
最近、話題となっているリフトアップ治療デンシティについて、あなたはどういった効果を期待していますか?デンシティはサーマクールのジェネリック(後発品)ともいわれていますが、サーマクールやデンシティ、ボルニューマなどの6.78MHz高周波治療器は何に作用しているか、あなたはご存じですか?
1. 6.78MHz高周波治療器とは?
デンシティなどの6.78MHz高周波治療器の作用と効果は、皮膚の構造を解剖学的に理解していなければイメージできないものです。私は、あなたの肌の何に作用してどういった変化が起こるのかを、あなた自身に知っていただいたうえで当院のデンシティ治療をお受けいただきたいと思っています。
「顔のたるみ」は進行性の老化現象です。その進行を止めることはできません。機器を用いた美容皮膚治療は「1回でもおこなう」と、その進行を緩やかにします。さらに「定期的に継続しておこなう」と、あなたの容姿を実年齢よりも若々しく保つことができるでしょう。高額な化粧品を使うよりも、機器を用いた美容皮膚治療で得られるその効果は確かなものです。しかしながら、「顔のたるみ」のページでも説明しているとおり、一つの治療法のみで「顔のたるみ」の症状を改善することは困難です。機器を用いた顔のたるみ治療の効果は、ヒアルロン酸やスレッドリフト、美容外科手術ほど分かりやすい変化を得られないことがほとんどです。
それでも私は、デンシティなどの6.78MHz高周波治療器による治療があなたにとって欠かせないエイジングケアになると確信しています。なぜなら、デンシティなどの6.78MHz高周波治療器による皮下組織(皮下脂肪層)への作用は非常にユニークで他に類をみないものだからです。
関連ページ▶クリック「顔のたるみ・リフトアップ」

こちらのページではデンシティをはじめ6.78MHz高周波治療器のことを「デンシティなどの6.78MHz高周波治療器」と記載しています。
「デンシティなどの6.78MHz高周波治療器」とは、デンシティ、ボルニューマ、サーマクールのことを意味します。
山手皮膚科クリニックにある6.78MHz高周波治療器はデンシティです。ボルニューマとサーマクールは当院にはありません。そのため、デンシティと他の6.78MHz高周波治療器の性能や治療効果の優劣を正しく検証することができません。
むしろ、過去20年以上にわたり、サーマクールが「6.78MHz高周波治療器」による治療の第一線であったことに敬意すら感じています。後述する「デンシティなどの6.78MHz高周波治療器」の作用である、皮下組織(皮下脂肪層)の脂肪隔壁を選択的に過熱し収縮させる肌の引き締め(タイトニング)効果は画期的なものです。
2.「6.78MHz高周波治療器」の効果
デンシティは最新の6.78MHz高周波治療器ではありますが、治療のメカニズムそのものは最新ではありません。6.78MHz高周波治療器は20年以上前からあるものです。その代表がサーマクールです。サーマクールが取得している特許の期限が切れたことから、ここ数年でボルニューマ、デンシティなどの類似機種が開発・発売されるようになりました。
デンシティなどの6.78MHz高周波治療器の効果について、私は一般の方がイメージする「リフトアップ効果」とは異なるものだと考えています。なぜなら、皮膚の構造である表皮、真皮、皮下組織(皮下脂肪層)のうち、デンシティが作用するのは真皮と皮下組織(皮下脂肪層)だからです。顔のたるみの原因は皮膚のみで生じているわけではありません。詳しくは「顔のたるみ・リフトアップ」の記事をお読みください。
関連ページ▶クリック「顔のたるみ・リフトアップ」
だからこそ、HIFU(ハイフ)と高周波治療の組み合わせ治療であるウルセラとサーマクールの組み合わせ治療(商標登録名:ウルサーマR)や、ウルトラフォーマーⅢまたはウルトラフォーマーMPTとボルニューマの組み合わせ治療(通称:ボルフォーマー)があります。今後はウルトラセルQプラスまたはウルトラセルZiとデンシティの組み合わせ治療をおこなうクリニックが増えると予測しています。
山手皮膚科クリニックではウルトラフォーマーMPT(医療ハイフ)とポテンツァダイヤモンドチップ(高周波)の組み合わせ治療(メニュー名:ダイヤモンドハイフ)をおこなっていますが、ウルトラフォーマーMPTとデンシティの組み合わせ治療を始める予定はありません(理由は、ハイフと6.78MHz高周波治療器による治療をどちらも受けることを前提とした場合、同日におこなうメリットはタイムパフォーマンスが良いことくらいであること、同日におこなうと同時におこなう治療で発生した熱により治療中の痛みが増したり、火傷のリスクが高まるため、それぞれの治療のターゲットとなる深さや組織に効果的な出力が使用できない場合があるからです)。

さて、デンシティなどの6.78MHz高周波治療器の主なターゲットは、ずばり!真皮と皮下組織(皮下脂肪層)の「コラーゲン線維」です。コラーゲン線維は、膠原線維(こうげんせんい)の別名です。
真皮、皮下組織(皮下脂肪層)におけるコラーゲン線維の役割は、皮膚の強度を保つことです。
皮下組織とは皮下脂肪層(浅層脂肪)のことです。皮下組織の主な成分は脂肪細胞で、脂肪細胞は脂肪隔壁(しぼうかくへき)という膜のようなもので区切られ支えられています。この脂肪隔壁は主にコラーゲン線維でできてます。

デンシティなどの6.78MHz高周波治療器を肌に照射すると、選択的に線維組織(主にコラーゲン線維)が過熱されて収縮します。皮下組織(皮下脂肪層)と真皮への作用は次のとおりです。
皮下組織(皮下脂肪層)で起きていること
主にコラーゲン線維でできている脂肪隔壁が収縮します。デンシティなどの6.78MHz高周波治療器による治療では、脂肪細胞を破壊することを目的としていません。この、脂肪隔壁を選択的に収縮させる作用こそが、デンシティなどの6.78MHz高周波治療器が得意とするところです。
真皮で起きていること
真皮に多く存在するコラーゲン線維が収縮します。また、真皮が過熱されて炎症が起きると、真皮に存在する線維芽細胞の働きが活性化します。
線維芽細胞は、真皮のコラーゲン線維、エラスチン(弾性線維)、ヒアルロン酸を産生する細胞であり、線維芽細胞の働きが活性化するということは、コラーゲン線維、エラスチン(弾性線維)、ヒアルロン酸などが新たに作られることを意味します。つまり肌のハリや弾力、うるおいが向上します。
ちなみに、線維芽細胞は真皮が成熟する(出来上がる)とその働きを休止するため、線維芽細胞に新たなコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作らせるには、定期的かつ意図的に真皮に炎症を起こすことが有効であると考えています。定期的かつ継続的に「機器による美容皮膚治療を受けること」がその手段の一つと言えます。

3. 山手皮膚科クリニックの「デンシティ(DENSITY)」治療
シングルチップ治療とコンビネーション治療をご用意しています
| 内容 | モノチップ治療 | モノバイチップ治療 | コンビネーション治療 |
| 使用するチップ | モノチップ | モノバイチップ | モノチップとモノバイチップを併用 |
| このような方に おすすめ |
・サーマクールに類似した治療を受けてみたい |
・これまでサーマクール、ボルニューマでの治療を受けたことがあり、デンシティ独自の6.78MHz治療器の治療を受けてみたい | ・口横(口角横)のもたつきが特に気になる ・治療直後から引き締め効果を実感したい |
| 税込料金 (両頬+顎裏1回300ショット) |
¥49,500 | ¥49,500 | ¥56,800 |
| 治療間隔 | 6か月~1年 | 6か月 | 6か月~1年 |
4. デンシティ(DENSITY)の特徴
- 韓国ジェイシスメディカル社の6.78MHz高周波治療器
- 韓国での発売年月日:2023年9月18日
- 日本での発売年月日:2023年12月26日
- 日本国内での販売数:204台(2024年12月末時点)
- 日本国内での導入施設数:185施設(2024年12月末時点)
- 最大の特徴はモノポーラとバイポーラ併設の「モノバイ」チップ
「DENSITY(デンシティ)」最大の特徴モノバイチップ

モノバイチップの最大のメリットは、治療直後から肌が引き締まった実感が得られることです。従来のサーマクールやボルニューマはモノポーラRFであるために、皮膚の深い部分を選択的に過熱し2か月ほどかけて徐々に肌が引き締まっていくものでした。その変化は緩やかで劇的なものではないため、サーマクールは効果を実感しづらい治療でもありました。この点を補うように、モノポーラRFとバイポーラRFを同時に照射できるチップが開発されました。
モノバイチップとモノチップの効果の優劣をつけることはできません。これまでお受けになられてきた治療やお悩みのたるみ症状に合わせて、モノチップ単独、モノバイチップ単独、モノチップとモノバイチップのコンビネーション治療のどれが良いかを選択することが重要です。
モノチップの特徴と効果

サーマクールと類似したモノポーラRFです。このモノポーラRFのメカニズムがサーマクールが長年保有していた特許です。6.78MHzモノポーラRFにしかできない特有のメカニズムで、バイポーラRFよりも皮膚の深くに届き、真皮深層や皮下組織のコラーゲンを強力に過熱します。過熱されたコラーゲンは熱変性し硬くなります。支持靭帯はコラーゲンを多く含むため、支持靭帯の皮膚の支持力を強化します。その結果、肌が引き締まり、小じわや毛穴が目立ちづらくなります。
その他の性能
クーリングシステム
環境にやさしい低GWPガスを用いたクーリングシステムは、5段階でレベル調整可能で強力な皮膚への冷却作用を発揮します。このカスタムクーリングシステムによって、デンシティ照射による熱から肌を守ります。
リアルタイムでインピーダンスを測定
治療部位の抵抗値に対応できるようデンシティはリアルタイムインピーダンスチェックシステムによって、治療部位に正確で適切なエネルギー量を決定します。この正確性を重視した肌へのアプローチは施術の安全性と効果を高めます。
5. 治療のながれ
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STEP1
予約
当院は完全予約制です。ご予約は「予約サイト」から承っております。
予約サイトから「エイジングケア・美肌治療 カウンセリング・経過診察の予約」→「顔のたるみ・ほうれい線・顔のシワのご相談」へお進みください。
治療をお受けいただけない方
以下に該当する方はデンシティによる治療をお受けいただけません。
- 妊娠中および授乳中の方
- 心臓ペースメーカーの植え込み、ステント留置をされている方
- 顔面に金の糸および非吸収性の糸が挿入されている方
- 金属を体内に留置している方(金属義歯、歯科矯正を除く)
- がんや悪性疾患の既往がある方
- ケロイド体質の方
- 糖尿病、膠原病、自己免疫性疾患のある方
- 抗凝固剤内服中の方
- 照射範囲(両頬、顎裏、眼瞼周囲)に自家脂肪移植を行っている方
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STEP2
初診・再相談
治療についての詳細が入ります。自由に記事をカスタマイズ可能です。
写真撮影

ビジアでの撮影風景 画像解析機で写真撮影をおこないます。
診察・カウンセリング

診察 気になる症状をお伺いし、治療の提案をおこないます。当日の治療はおこないません。
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STEP3
施術の予約
予約サイトの「エイジングケア・美肌治療 看護師施術の予約 相談済の方が対象です」→「デンシティ」へお進みください
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STEP4
施術
施術の流れ
1)洗顔
洗顔をして日焼け止めやお化粧を完全に落としていただきます。
2)照射前の準備
腰に対極板を貼付します。
マーキングペンで照射時のガイドラインを描きます。
専用のオイルを塗布します。3)照射開始~照射中
デンシティを照射します。照射時間は、両頬と顎裏の範囲で30分程度です。
4)照射終了
施術直後からお化粧が可能です。
注意事項
回数・間隔
- 個人差がありますが、確実な効果を得るためには6か月間隔で2回の治療をおすすめしております。その後の治療間隔の目安は6か月~1年です。
- これまで、他院にてサーマクール、ボルニューマ、デンシティをお受けになられたことがある方の治療間隔の目安は6か月~1年です。
日常生活について
洗顔・シャワー 入浴 基礎化粧品 化粧 飲酒 運動 当日から可能 翌日から可能 当日から可能 当日から可能 翌日から可能 翌日から可能 そのほかの注意事項
- 他の医療機関やエステサロンでの施術歴の有無に関わらず、パワー設定について患者様のご希望による設定調整はいたしかねます。
- 術後、発赤や湿疹、毛包炎が生じることがあります。特に痒みを伴う場合は、当院を受診してください。
- 術後は照射部位が赤くほてる場合がありますます。必要時、クリニックで5分程度冷やしていただきます。ご自宅で冷やしていただく必要はありません。
- 医師の指示による出力で、患者様に高周波照射中の痛みを確認しながら規定通りに施術を行ったとしても、稀に次の①②のことがおこる場合があります。
- ①皮膚の熱傷、水疱形成・・・熱傷、水疱形成がおきると炎症後色素沈着および瘢痕となるおそれがありますので、速やかに当院を受診してください。
- ②皮下脂肪の減少・・・発生する熱により局所的に皮下脂肪が破壊され皮膚のボリュームが減少し凹みが生じる場合があります。短期の治療間隔および高出力の使用によって起こるリスクが高まります。
- 顔のたるみは皮膚、脂肪組織、筋肉(表情筋)、支持靱帯、骨の老化が複合しておこる加齢性の症状です。デンシティで実現できる顔のたるみ改善は限定的です。フェイスライン、二重あごの改善には顔のたるみの症状に応じてHIFU、ヒアルロン酸、スレッドリフトなど他のたるみ治療との併用をおすすめしております。
- ヒアルロン酸注入およびボトックス注射の後にデンシティをお受けになる場合は、2週間間隔を空ける必要があります。
- 吸収性の糸によるリフトアップ治療の後にデンシティをお受けになる場合は、2か月間隔を空ける必要があります。
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6.料金
デンシティの概要
| 診療区分 | 自由診療 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 治療内容 | デンシティとは、モノポーラーとバイポーラーを用いたRF(高周波)治療機です。 真皮全層と脂肪組織を加熱して顔のたるみ治療につかいます。 |
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| 照射出力等 | 最大400ワット | ||||||||
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治療期間及び回数 |
6か月~1年間隔での繰り返しの治療が望ましい | ||||||||
| 施術によるリスク・副作用 | 治療直後には照射部位に発赤がでます。 治療後は一過性の炎症後色素沈着が起こることがあります。 |
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| 施術に要する費用 |
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| 未承認医薬品等であることの明示 | デンシティは国内未承認機器です。 | ||||||||
| 入手経路等の明示 | Jeisys Medical Inc.より、医師が個人輸入しております。 ※承認を受けていない医薬品・医療機器については下記のページをご確認くださいhttps://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/ |
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| 国内の承認医薬品等の有無の明示 | 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。 | ||||||||
| 諸外国における安全性等に係る情報の明示 |
以下の認証を取得しております。 |
注)治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入の続きをおこなったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html


