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レーザーフェイシャル

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1.レーザーフェイシャルによるニキビ治療とは

ニキビは10~30歳代までの思春期から青年期の男女に多く見られます。当院でも、毎日数名は新患でニキビの患者さんがいらっしゃいます。ニキビ治療には過酸化ベンゾイル外用剤(ベピオなど)、アダパレン外用剤(ディフェリンなど)、抗生剤内服・外用が「日本皮膚科学会の尋常性座瘡治療ガイドライン」に沿って行われます。これは標準治療で保険適用です。しかし、標準治療ではなかなかよくならない難治性のニキビも多くあります。治らない状態が長く続くと皮膚にニキビ痕(皮膚萎縮、凹み)を残します。

いったんできたニキビ痕は自然に消えることはありません。ニキビ痕には様々な治療が試みられますが、「様々な治療」という表現は、これといった有効性が高い治療方法がないことを意味しています。そして様々な治療を用いても、ニキビ痕を完全に平坦にすることは困難で、高い治療費がかかります。

ニキビ治療に必要なことは、「早期に治療を開始して重症化を予防する」「重症化によって生じる永久に残る凹んだニキビ痕や瘢痕をつくらない」ことです。しかし、標準治療でよくならない場合は、追加の治療が必要になります。当院では難治性のニキビに対して、レーザーフェイシャル(ロングパルスアレキサンドライトレーザーの照射)をおこない、よい結果を得ています。

レーザーフェイシャルは当院の人気治療メニューの一つです。ここでは、ニキビができるメカニズムを解説し、なぜレーザーフェイシャルがニキビ治療に効果があるかをお話します。

 

2.ニキビができるメカニズム

ニキビができるメカニズム

1)正常の毛包

ニキビは毛が生えている皮膚にできます。毛を囲む皮膚組織を毛包といい、隣接して皮脂腺があります。ニキビは毛包、皮脂腺の炎症性疾患です。通常、皮脂腺で産生される皮脂は毛穴から皮膚表面に広がり、皮膚の保湿をおこない、皮膚のバリア機能に貢献しています。皮脂腺は男性ホルモンであるアンドロゲンにより分泌がコントロールされています。

ニキビができるメカニズム1
正常の毛包の構造.  毛包の上部を毛包漏斗部といいます。外部から毛穴を見ると漏斗状に陥凹している部分です。角化細胞があり皮膚のターンオーバーがおこっています。この部位に異常な角化がおこることがニキビのはじまりです。

 

2)初期のニキビ状態(面ぽう)

毛包の異常角化とホルモンの関係

ニキビの始まりの毛包漏斗部の異常角化です。これには男性ホルモンが関係しています。若い人では男性も女性もアンドロゲンという男性ホルモンが分泌されます。このアンドロゲンは皮脂腺に作用し、皮脂の産生と分泌を促します。思春期には男女ともにアンドロゲンの分泌増加が起こり、過剰な皮脂の分泌を引きおこします。

初期のニキビの状態
初期のニキビの状態. 分泌された皮脂は皮膚の常在菌により遊離脂肪酸へ分解されます。遊離脂肪酸は毛包漏斗部を刺激し、異常な角化を引き起こします。ニキビの始まりです。毛包漏斗部の異常角化が続くと毛穴は狭くなり、ついには閉塞してしまいます。閉塞された毛包内に皮脂や角質が充満した状態がニキビの初期段階であり「面ぽう」といいます。

 

アクネ菌のかかわり

アクネ菌はニキビの原因菌ですが、ニキビがない状況でも少数が皮膚に存在し、少数では逆に皮膚の健康に貢献しています。このような菌を皮膚常在菌といいます。アクネ菌は皮脂を栄養として増殖する菌で、過剰に分泌された皮脂が毛包内に貯まると、エサが増えた状態となり増殖をはじめます。
皮膚常在菌とは 常に皮膚に存在する細菌で皮膚のバリア機能を保ったり、悪い細菌が外部から皮膚に付着して増殖することを防いでいる。表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌が3大常在菌。これらの菌はバランス状態にあり、バランスが壊れると皮膚感染症を引き起こす。

 

3)赤ニキビ

面ぽうが形成され、毛穴が詰まってしまうと皮脂は皮膚表面に出られなくなり、毛包に溜まっていきます。皮膚常在菌面であるアクネ菌は皮脂を栄養として増殖し、その過程で皮脂に含まれるトリグリセリドを分解して遊離脂肪酸を生成していきます。遊離脂肪酸は炎症物質で毛包に炎症を起こし赤ニキビをつくります。また遊離脂肪酸は毛包毛漏斗部を刺激してさらなる異常角化を促進してニキビを悪化させます。

これに体質や不潔が加わると、さらなる悪化を引き起こします。アクネ菌自身も数を増やして毛包を破壊し炎症を誘発します。増えたアクネ菌に対抗し我々のからだ側では免疫反応がおこり、アクネ菌をやっつけようと好中球が集まってきて戦いが始まります。炎症はさらに進んでいきます。

治療では過酸化ベンゾイルやアダパレン外用剤に加え、内服の抗生剤が必要となります。

赤ニキビの状態
赤ニキビの状態

 

4)黄色ニキビ

赤ニキビから炎症が進み、好中球がさらに動員されると膿をもつようになり「黄色ニキビ」となります。黄色ニキビでは毛包が破壊され、皮脂、炎症物質、アクネ菌、好中球が真皮周囲組織に漏れ出て激しい炎症が起こります。

※嚢腫:赤ニキビや黄ニキビの炎症がさらに進んで皮膚の下に膿がたまった袋ができた状態です。
※結節:嚢腫と同様に赤ニキビや黄ニキビが悪化することで生じます。皮膚にしこりのようなものが触れる状態です。

黄色いニキビの状態
黄色いニキビの状態. 黄色ニキビを無治療で放置していると、より症状が進行した嚢腫や結節に移行しやすくなります。こうなると毛包周囲の組織がダメージを受け、治癒した後には線維化が起こって皮膚が固くなり、外観では凹みになる瘢痕(ニキビ痕)になります。
にきび(嚢腫・結節)の写真
にきび(嚢腫・結節)の写真

 

5)ニキビ痕、瘢痕形成

無治療で放置したり、治療がうまくいかなかった赤ニキビ、黄色ニキビは嚢腫や結節へと進行します。嚢腫や結節が治ったあとには瘢痕を残すことになります。

軽症でも瘢痕が残ることがあり、中等症、重症になるほど瘢痕を残る確率は高くなります。また、微小瘢痕といって、外観はさほど気にならなくても皮膚を拡大鏡で見ると小さな凹みが認めれるケースが多いといわれています。微小瘢痕が多いと皮膚のなめらなさを損ないザラザラした光沢のない皮膚になります。

瘢痕を形成した状態
瘢痕を形成した状態. いったん瘢痕を形成すると外用剤や内服剤では改善は困難で、炭酸ガスレーザー、フラクショナルレーザーなどによる治療が必要になります。

 

3.レーザーフェイシャルの作用メカニズム

過酸化ベンゾイル外用剤、アダパレン外用剤、抗生剤内服・外用の標準治療でもニキビ治療がうまくいかない場合、そのまま放置すると将来瘢痕を残す可能性がでてきます。そこでレーザー、ケミカルピーリングなどの治療を加えます。当院ではかつて、ケミカルピーリングもおこなっていましたが、効果の持続が短く中止するとしばらくして再発を起こすのが欠点でした。現在はレーザーフェイシャルを用いて難治性のニキビ治療をおこなっています。レーザーフェイシャルのメリットは後述します。

 

治療機器紹介

レーザーフェイシャルは、米国シネロン・キャンデラ社のジェントルレースレースプロとジェントルマックスプロを使用します。これらは医療脱毛のレーザーとして使われています。

ジェントルレースプロ写真
ジェントルレース・プロ
ジェントルマックス・プロ
ジェントルマックス・プロ

 

レーザーフェイシャルの作用機序

1)前述の「ニキビができるメカニズム」で解説したように、ニキビの病因は、毛孔漏斗部の角化異常、皮脂の分泌過剰、アクネ菌の増殖です。レーザーフェイシャルは、毛孔漏斗部の角化の正常化皮脂産生の抑制アクネ菌感染抑制に作用すると考えられます。

レーザーフェイシャルの作用機序1
レーザーフェイシャルの作用機序1

2)レーザーフェイシャルをおこなうと何が起こるのでしょう。レーザーフェイシャルで照射する波長755nmのレーザー光はメラニンへの吸収が非常に高く、メラニンが存在する表皮、毛に吸収されて熱を発生します。毛に発生した熱は周囲に拡散し、毛孔漏斗部の角化部分を剥がします(①)。さらに表皮の角質のメラニンに反応し角層表面を剥離させ、これが軽いピーリング効果になります(②)。さらに毛から周囲に拡散した熱は皮脂腺にも及んで破壊や縮小がおこり、皮脂の分泌抑制がおこっていると考えられます(③)。ほかにレーザーの光熱作用によりアクネ菌の殺菌もおこっている可能性があります(④)。①~④の作用よりニキビが治療されます。

 

レーザーフェイシャルの作用機序2
レーザーフェイシャルの作用機序2

3)脱毛効果:レーザーフェイシャルを繰り返すことで顔のうぶ毛は脱毛されます。毛が生えてこなくなることで、通常のスキンケアで毛穴がつまりにくくなり、毛穴の清潔が保たれます。また、皮脂腺が縮小すれば分泌される皮脂が減少します。脱毛となり、毛穴の清潔が保たれ、皮脂が減少すれば、毛孔漏斗部の角化は正常化します。ニキビは改善しできにくくなります。

 

レーザーフェイシャルの作用機序3
レーザーフェイシャルの作用機序3

 

4.レーザーフェイシャルのメリット

レーザーフェイシャルには次のようなメリットがあります。

早期の治療をはじめることで瘢痕を残さない

ニキビで最初におこなうべき治療は外用剤、内服剤をつかった保険診療での治療です。保険での治療で良くならない場合、効果のない治療を継続しているとニキビの症状は進行し、炎症をともなった赤ニキビ、黄色ニキビになります。赤ニキビ、黄色ニキビが続くと嚢腫、結節となり瘢痕が残る可能性が高くなります。保険での治療で効果がない場合、レーザーフェイシャルを治療に加えることで、炎症性のニキビを早期に治療でき、嚢腫、結節への移行、瘢痕を予防します。

 

過酸化ベンゾイル、アダパレン外用剤に過敏性がある人のニキビ治療に適している

過酸化ベンゾイル外用剤、アダパレン外用剤は日本皮膚科学会の治療ガイドラインで最初に使用すべき外用剤となっています。しかし、これらの外用剤は皮膚に刺激性があり、使用できない方がいらっしゃいます。レーザーフェイシャルはこのような場合の治療の選択肢となります。

 

からだに影響する副作用がない

レーザー治療は皮膚に限定して作用がおよびます。薬剤の内服と違い、肝臓、腎臓に影響を及ぼしたり、授乳に影響することがありません。

 

効果の後戻りが少ない

レーザーフェイシャルを繰り返すことで、顔のうぶ毛の脱毛と皮脂腺の減少がおこります。これらは不可逆的で元の状態にも戻りにくいという特徴があります。ケミカルピーリングのように時間が経過すると元の状態に戻ってしまうことがない治療法です。

 

脱毛効果

レーザーフェイシャルに使用されるジェントルレースレーズプロとジェントルマックスプロは国内承認の医療脱毛用のレーザー機器です。レーザーフェイシャルを繰り返し行うことで、顔のうぶ毛の脱毛効果が得られます。

 

皮脂分泌効果

皮脂腺の減少により顔の皮脂分泌が減る可能性があります。

 

5.レーザーフェイシャルとケミカルピーリングの違い

ニキビ治療ではレーザーフェイシャルやケミカルピーリングがおこなわれます。

レーザーフェイシャルの効果は先の述べたように、①毛孔漏斗部の角化部分を剥がす、②角層表面を剥離させる軽いピーリング効果、③皮脂腺の破壊や縮小による皮脂の分泌抑制、④アクネ菌の殺菌です。

一方、ケミカルピーリングでは薬液により、化学的に①毛孔漏斗部の角化部分を剥離する、②角層表面を剥離する作用があります。

レーザーフェイシャルもケミカルピーリングも角層の剥離作用がありますが、皮膚のターンオーバーとともに角層の厚みは回復していきます。

レーザーフェイシャルとケミカルピーリングの違い
レーザーフェイシャルとケミカルピーリングの違い

 

私はレーザーフェイシャルとケミカルピーリングの利点と欠点を以下のように考えています。

  レーザーフェイシャル ケミカルピーリング

利点

1回ごとの効果が蓄積する(効果のあと戻りが少ない)
うぶ毛の脱毛効果がある
効果に即効性がある
欠点 効果に即効性がない 効果は一時的(効果のあと戻りがある)で、継続してやり続ける必要がある

 

6.治療例

症例1

症例1治療前後写真
症例1

症例説明:28歳女性  なかなか治らないニキビの治療目的で来院
照射回数7回  来院回数9回(初診時、治療時7回、経過診察1回) ※
費用の内訳:初診料3,300円,再診料1,650円,レーザーフェイシャル費用(初回)15,000円,2回目以降17,600円×6,合計125,550円
治療のリスク:照射時の痛み、治療後の発赤

 

症例2

症例2ニキビ跡の赤みの治療例
症例2

症例説明:20歳代男性  ニキビとニキビ跡の赤みのレーザー治療目的で来院
照射回数4回  来院回数6回(初診時、治療時4回、経過診察1回)
費用の内訳:初診料3,300円,再診料1,650円,レーザーフェイシャル費用(初回)15,000円,2回目以降17,600円×3,合計72,750円
治療のリスク:照射時の痛み、治療後の発赤

 

症例3

症例3
症例3

症例説明:20歳代女性  ニキビとニキビ跡の赤みのレーザー治療目的で来院
照射回数3回  来院回数5回(初診時、治療時3回、経過診察1回)
費用の内訳:初診料3,300円,再診料1,650円,レーザーフェイシャル費用(初回)15,000円,2回目以降17,600円×2,合計55,150円
治療のリスク:照射時の痛み、治療後の発赤

 

7.治療のながれ

WEB予約

診察はすべてWEBからご予約をお取りいただく予約制です。クリニック受付ならびにお電話では予約の受付はいたしておりません。

下の「エイジングケア・美肌治療 カウンセリング・経過観察の予約」をクリックすると「予約サイト」へ行きます。

エイジングケア美肌治療予約

 

そこから、「ニキビ・ニキビ跡の凹み」のご相談をお選びください。

「ニキビ・ニキビ跡の悩み」のご相談予約

①初診・初回相談・再相談

  • 自費診療のニキビ治療をご希望の方は、先ず診察にご来院いただいております。診察時に診断と治療方法の説明をおこないます。
  • レーザーフェイシャルのご相談は、自費診療です。自費初診料は3,300円、自費再診料は1,650円です。
  • 前回相談日ならびに前回レーザー治療から1年以上経過している方は、再度診察(再相談)が必要です。

 

②治療

  • 初診・初回相談・再相談の後に治療が可能となります。
  • レーザーフェイシャルの施術は看護師が行います。
  • 当日の予約に空きがある場合に限り、カウンセリングと同日に施術をお受けいただくことが可能です。
  • カウンセリング時に当院からの同日施術への誘導、営業行為は一切ありませんのでご安心ください。
  • 初回治療の受付時に署名済みの説明同意書をご提出いただきます。※2回目以降の治療の方、前回治療と治療方法、治療後の処置が変更のない方は不要です。

 

照射の手順

治療当日の朝、ご自宅にて剃り残しが無いよう毛をそってからご来院ください。※看護師による剃毛は剃毛代を別途いただきます。

  1. 洗顔をして、日焼け止めやお化粧を完全に落としていただきます。
  2. 施術は看護師がおこないます。
  3. 専用のゴーグルで目を保護いたします。
  4. レーザーを照射します。照射時にお肌を弾かれるような刺激があります。額や口周りなどの産毛が濃い部分は痛みを感じることがあります。
  5. 終了後はすぐにお化粧をしてお帰りいただけます。

レーザー治療/自費診療には年齢制限があります。こちらをご覧ください。

 

レーザーフェイシャル 治療スケジュール

治療間隔

  • 治療開始後3~5回目まで・・・4~5週間毎(1か月に1回)

レーザーフェイシャルを4~5週間毎に3~5回程度行うと、新しいニキビの数が少なくなってきます。

  • 新しいニキビが減少してきたら・・・2~3か月毎で継続

普段は外用薬(塗り薬)のみで新しいニキビの悪化を予防してください。レーザー治療の間隔を空けている期間に再びニキビが多発した場合は、その時点でレーザーフェイシャルをお受けになることをおすすめします。

  • 経過診察

効果の確認のために3~5回目の1か月後に経過診察にご来院いただきます(自費診察料1,650円)。

 

注意事項

  • 外用薬(塗り薬)を併用してください
    ニキビ治療で最も重要なことは、外用薬(塗り薬)を使用することです。レーザーフェイシャルは外用薬との併用で最も高い効果が得られます。
  • レーザー照射後、一時的にニキビが悪化または多発することがあります
    レーザー照射による熱で毛穴が炎症を起こすことによる反応です。レーザー照射後3日後より外用薬による治療を開始(再開)してください。レーザー照射部位に腫れや痒みといった症状が出た場合は受診をしてください。
  • 硬毛化について
    レーザーフェイシャルでは、元の毛よりも太く濃い毛が生じる可能性があります(硬毛化といいます)。顔面の場合、下顎(エラ)と額両側が好発部位です。当院では治療部位に硬毛化がみられた場合、一定期間その部位へのレーザー照射を中止または照射パワーと照射方法の変更で対応しております。
  • 効果がみられるまでの治療回数、レーザー照射後の反応には個人差があります
  • ニキビ跡の治療について
    赤いニキビ跡は時間の経過とともに改善していきます。凹みが深いニキビ跡には1540フラクショナルレーザーが効果的です。レーザーフェイシャルではニキビ跡の治療はできません。

 

8.レーザーフェイシャル料金

※2026年4月1日から料金が改定となります。新料金は料金表ページでご確認ください。

レーザーフェイシャルの料金はこちらをご覧ください。

 

9.執筆者

この記事の執筆者写真

この記事の執筆者

豊福 一朋医師

公益社団法人日本皮膚科学会認定
皮膚科専門医/医学博士/経営管理学修士(MBA)

メッセージ

「レーザーフェイシャル」の記事をご覧いただきありがとうございます。

ニキビ治療に必要なことは、「早期に治療を開始して重症化を予防する」、「重症化によって生じる永久に残る凹んだニキビ痕や瘢痕をつくらない」ことです。治療は保険診療(標準治療)が基本と思っています。今は過酸化ベンゾイルやアダパレンなど効果のある外用剤が保険診療で処方されます。

しかし、標準治療でよくならない場合は、追加の治療が必要になります。当院では難治性のニキビに対して、レーザーフェイシャル(ロングパルスアレキサンドライトレーザーの照射)をおこなっています。

治療で大切な点は保険診療(標準治療)を並行しておこなうことです。美容のクリニックで時々あることですが、自費診療のみで治療・施術をおこなうところは要注意です。ニキビがよくならないまま、たくさんの回数の治療を受けることになります。意図してそのような治療をするクリニックがあります。

本来、同一のクリニックで自費診療をおこないつつ、保険で処方できる外用剤をつかうのが患者様の利便性にはかなうのですが、これは混合診療として禁止されています。当院では別の保険医療機関で標準治療をおこなうことと並行してレーザーフェイシャルをおこなっています。

経歴

  • 1991年

    長崎大学医学部卒業

  • 長崎大学病院泌尿器科、九州大学病院皮膚科にて卒後研修

  • 1994年

    九州大学大学院医学研究科入学。
    同年、カナダ医学奨学金(Royal Canadian Medical Foundation)にてカナダ・アルバータ州立大学皮膚科(エドモントン)に留学

  • 1997年

    九州中央病院皮膚科医長

  • 1998年

    九州大学大学院医学研究科修了(医学博士)

  • 1999年

    米国国立衛生研究所(NIH)(メリーランド州ベセスダ)研究員

  • 2001年

    佐賀県立病院皮膚科医長

  • 2002年〜2004年

    慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)

  • 2005年

    山手皮膚科クリニックを開設

 

レーザーフェイシャルの概要
診療区分 自由診療
使用機器 ジェントルレースプロ、ジェントルレースマックスプロ
照射出力等 10~16J/c㎡
治療期間及び回数 治療期間は少なくとも3~6か月
効果がみられるまでに必要な回数は3~5回(間隔は1か月に1回)
施術によるリスク・副作⽤ 照射時に痛みがあります
毛がある部分には照射後発赤や毛包炎の症状がでることがあります
施術に要する費⽤

初回 15,000円 1回 17,600円

2026年4月1日から 初回16,500円 1回18,700円

承認区分 ジェントルレースプロ、ジェントルレースマックスプロは国内承認機器です