自費診療のご案内

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更新日:2018.7.8/公開日:2017.3.7
このコンテンツは山手皮フ科クリニック 院長 豊福一朋が100%オリジナルで書いています。

汗管腫

山手皮フ科クリニック 院長の豊福一朋です。
山手皮フ科クリニック 汗管腫のページに起こしただき、ありがとうございます。
汗管腫はまぶたの下の多発するとても小さい「ぶつぶつ」です。皮膚科で治療を希望されても「気にしないほうがよい」、「ほっておきなさい」、「危ない部位なので治療しないほうがよい」といわれるそうです。
よくない例では「いぼ」として液体窒素で冷凍治療をうけていらっしゃることもあります。これは大変危険で、なおらないどころか傷跡になってしまいます
あなたが、汗管腫でなやんでいらっしゃれば、山手皮フ科クリニックでは最新式のスキャナ機能付き炭酸ガスレーザーできれに治すことができます
全部治療するのが心配であれば、まず1-2個を治療されて、治り方をみて、そののち残りの汗管腫を治療するか判断してはいかがでしょうか。
1-2個のお試し治療であれば、予約なしで受診いただき、診察後に治療しています。麻酔5分、治療5分程度です(費用:約\6,000)
では、これから汗管腫に関して説明させていただきます。

汗管腫とは

思春期ころから多発して眼瞼(まぶた)によくできます。眼瞼以外の顔面、胸部、腹部、背部などにできることもあります。
直径1~3mm、普通の肌色ないしはやや赤みをおびた薄黄色の比較的固い皮膚の盛り上がりが多発します。男女比は女性に多いのが特徴です。
汗をつくる汗管の良性の増殖なので放置しても問題ありませんが、女性化粧では隠すことができなくなり皮膚科を受診されます。
自然に消えることはありません。イボと誤診され液体窒素で治療されていることがあります。

エクリン汗嚢腫

中年女性の顔面(眼瞼、頬部)に多発する汗管腫によく似た皮膚の盛り上がりです。
夏場の発汗が多い時期に悪化して、汗をかかない冬季にはよくなることで汗管腫と区別できます。
自然に消える「汗管腫」はじつはエクリン汗嚢腫です
治療する必要はなく、夏場に汗を大量にかなないようするなどの工夫で悪化を防ぎます。

汗管腫の原因

汗管腫の原因はわかっていません。家系で汗管腫の人がいることから遺伝が関係している可能性はあります。
ホルモンや加齢が関係しているのかもしれません。

汗管腫の症例写真

汗管腫の治療

液体窒素による冷凍凝固、メスによる切除、炭酸ガスレーザーによる切除があります。
稗粒腫の治療で行う針での穿刺、ピーリングは効果がまったくありません
アイクリーム、馬油、イボコロリの外用、ビタミンC、ビオチン、ヨクイニン、ハトムギエキスの内服も効果がありません
ニキビ治療に使用するアダパレン(デフェリンゲル)が効果があったという報告があります。

1)液体窒素

マイナス190度の液体窒素を浸した綿棒で汗管腫を冷凍凝固し細胞を破壊します。
すべての汗管腫の細胞を壊すことはできず、完全に治ることはありませんが、少し皮膚の盛り上がりが減ります。
治療部には炎症後の色素沈着が残ります。消えるまで半年~1年かかります。眼瞼の液体窒素治療は危険なこと、瘢痕が残る可能性があることが欠点です
※当院では汗管腫の液体窒素治療は瘢痕が残るためにおこなっておりません。

2)メスを使った手術

メス、あるいは円刃刀(パンチ)で汗管腫をくり抜き切除する方法です。
眼瞼の皮膚は非常に薄いために破れやすく、眼瞼の下には眼球があるためにメス、円刃刀(パンチ)での切除は危険で困難です。
胸部、腹部、背部ではメスを使った手術は可能ですが、術後の傷を縫合する必要があります。

3)レーザー治療

炭酸ガスレーザーで汗管腫を蒸散させてなくしてしまいます。
眼瞼の薄い皮膚は破れやすいので、皮膚を浅く蒸散させることができる炭酸ガスレーザーは最適に治療方法です。
治療する数が数個の場合は手術後は抗生剤含有軟膏を塗るだけ、あるいは目立たない創傷保護材(ビジダームテープ)で傷を覆うだけとなります。
多数治療する場合は手術後に抗生剤と鎮痛剤を処方します。
通常の従来型炭酸ガスレーザーを使用しても治療はできますが、当院ではスキャナ付きフラクショナル炭酸ガスレーザーCO2RE(コア2)のスキャナモードを使用することで傷の治りを短縮させます。

シネロン・キャンデラ社スキャナ付きフラクショナル炭酸ガスレーザーCO2RE(コア2)

スキャナモードでは小さな面積でも、あたかも”カンナでけずるように”組織を正確な形、正確な深さで蒸散させることが可能です。

スキャナモードの炭酸ガスレーザーでけずると周囲の正常組織へのダメージを少なくできますから、傷がふさがるまでの期間が短くなり、傷痕がきれいになります。
汗管腫、稗粒腫、脂腺増殖症、ほくろの切除などさまざまな治療に使われます。

治療例

治療前 

眼瞼に局麻麻酔薬を注射して5分待ちます。

スキャナ付炭酸ガスレーザーでけずります。1個あたり30秒かかります。

脂腺腫のみを正確にレーザーで蒸散させます、その後に創傷保護材(ビジダームテープ)を3週間貼ります。

創傷保護材(ビジダームテープ)

レーザー治療後の症例写真

汗管腫治療前写真

治療前

汗管腫治療中写真

治療中

汗管腫治療終了後写真

治療後3ヵ月後

症例説明:汗管腫の治療目的で遠方よりお越しいただきました。
通常は診察初日に1-2個をテスト治療して、治りを見ていただき、治療の後にご納得いただいたのちに、何個治療を希望されるかでお見積りをして後日治療となります。
今回は遠方からのご来院で1回でできるだけ多く治療したいというご要望で40個治療しました(写真には左側16個)。
治療に際しては汗管腫が隣接する部位で汗管腫を蒸散させた後の2つの穴がくっついてしまうと、傷の治りが悪くなるので1つ1つのあなの間に正常は皮膚がのこるようにしています。
それで、一部の汗管腫が治療されずに残っています

本来は治療後1週間後と2か月後の診察いたしますが、今回、遠方からのお越しで治療1回のみです。汗管腫はレーザーで削る面積が小さく、浅いので傷がのこる可能性は非常に低いです。私の経験ではご本人が気になるような傷が残った方はいらしゃいません。
ご心配なときはEメールにて写真を拝見して、アドバイスをいたします(遠方の方に限ります)。
治療にかかった費用:初診料¥3,240、手術料金\86,400(\2,160×40個)、薬剤費\1,620
※旧価格 現在の価格は計算方法が少しことなります。下の表をご覧ください

治療のながれ

  1. 診療に際して予約は必要ありません遠方からお越しで当日に10個以上の治療を希望されるからは、あらかじめお電話にてご予約ください
  2. 初診では、診断、治療方法のご説明をいたします。治療を希望されるときは、最初の1-2個をテスト治療して、傷がどのようになおっていくかをご覧いただくことをおすすめしています。テスト治療の費用は\6,000程度です。10程度であれば診療に引き続き治療いたします。
  3. 遠方からお越しの方は、汗管腫が多数あっても、その日に治療するようにしていますが、10個以上の治療を希望される場合はご予約時にお申し出ください
  4. できるだけ治療1週間後と2か月後に経過をみせていただきます。遠方からお越しの場合はかならずしも経過診察は必要ありません。

治療について

治療時間 麻酔5分、レーザー照射30秒/個
治療回数 1回
治療後の通院 治療1週間後と2か月後
治療できない方  ケロイド体質の方麻酔アレルギーがある方 医師が治療不可能と判断した方
治療に際しての注意 ・歯科で要するのと同じ局所麻酔薬を注射します。
・治療部位は治療当日より水で洗い流し、創傷保護材(ビジダームテープ)を1日1~2回貼ります。
(ビジダームテープは肌色で目立ちにくいテープです。)
・治療後は抗生剤と鎮痛剤を処方します。
・傷は3週間で治ります。
・ケロイドや肥厚性瘢痕が残る方がいます(人口の5%)。
・稀に治療周囲部に小さく再発することがあります。

料金 

個数 価格(税込み)
テスト治療(1-2個) \6,000
1個あたり(1回の治療で5個まで) \5,400
1個あたり(1回の治療で合計20個まで) \3,240
1個あたり(1回の治療21個以上の場合、21個目から) \2,160

※初診料金3,240円、再診料1,080円が別途必要となります。

※抗生剤、痛み止め、消毒液、抗生剤軟膏は別途実費(1,080~1,620円)