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老人性血管腫 ・ Senile hemangioma

老人性血管腫(ルビースポット)とは|原因・見分け方・VビームⅡ治療・費用

顔・胸元・背中・腕にできる、赤いほくろのような1〜4mmの点。老人性血管腫は皮膚の中の毛細血管が増殖してできたもので、「老人性」という名前がついていても30歳ころから現れます。当院は色素レーザー「VビームⅡ」による治療を行っています。

更新日:2026年7月26日/皮膚科専門医 豊福一朋 監修

このページの要点

向いている方
  • 顔・胸元・背中・腕などに赤い点が増えてきた方
  • 赤いほくろのようなできものが気になる方
  • 凍結療法や切除以外の方法を検討したい方
  • 満19歳以上の方(当院のレーザー治療の対象年齢)
老人性血管腫の本体
皮膚の中の毛細血管が増殖してできたもの。別名ルビースポット。赤いほくろのような外観ですが、ほくろとは異なります
当院の基本治療
色素レーザー「VビームⅡ」(波長595ナノメートル・国内承認機器)による治療。麻酔の注射剤は使用しません
費用(税込)
自費初診料3,300円/レーザー治療1個1回8,800円/経過診察(自費診察料)1,650円/ロコイド軟膏5g 170円/眼瞼周囲でコンタクトシェルを使う場合3,000円
受診の流れ
カウンセリングと同日の治療は行いません。レーザー治療までに2回以上のご来院が必要です。1回のご来院で治療できるのは10個までです
主なリスク
内出血(紫斑)・点状皮内出血(消退まで通常1〜4週間)、炎症後色素沈着(3〜6か月で消退)、まれに水疱。色素脱失・瘢痕の可能性もゼロではありません
当院の姿勢
凍結療法は色素沈着が長く残り瘢痕の危険があるためおすすめしていません。医療行為に確実性はなく、実施済みの治療費の返金は行っておりません

老人性血管腫(ルビースポット)とは何ですか?

答え

老人性血管腫(ろうじんせいけっかんしゅ)は、皮膚の中の毛細血管が増殖してできた赤いできもので、別名ルビースポットなどとも呼ばれます。名前は「老人性」とついていますが、30歳ころから出現します。赤いほくろのような外観をしていますが、ほくろとは異なります。老人性血管腫はレーザーで治療することができます。

老人性血管腫は、からだ中どこにでもできるものです。皮膚の中の毛細血管が増殖してできたものであるため、色は赤く、ほくろのようにメラニンによる色ではありません。悪性のものではありませんが、自然に消えることはありません。

額にできた老人性血管腫
額にできた老人性血管腫です。赤いほくろのような外観をしています。

老人性血管腫はどこに、どのようにできますか?

答え

主に顔、胸元、背中、腕などが好発部位ですが、からだ中どこにでもできます。大きさは1〜4mmほどで、平坦かやや盛り上がっています。

数は年齢とともに増え、多発することもあります。眼の周囲のように小さな腫瘤ができやすい部位では、老人性血管腫のほかに稗粒腫(はいりゅうしゅ)、汗管腫、イボなどが混在することがあり、見た目だけでは区別がつきにくくなります。

眼の周囲の老人性血管腫。白矢印が老人性血管腫、黒矢印が稗粒腫
眼の周囲は小さい腫瘤ができやすく、気になるところです。白矢印が老人性血管腫、黒矢印が稗粒腫です。ほかに汗管腫やイボもできやすい場所です。
腹部に多発した老人性血管腫
腹部に多発した老人性血管腫です。

老人性血管腫の原因は何ですか?

答え

はっきりとした原因はわかっていません。好発部位である顔、胸元、腕は日光露出部ですから、紫外線による影響が考えられます。年齢とともに増えてくるので老化が関係しているともいわれています。背部、腹部など日に当たらない部分にもでき、多発することもありますから、遺伝子の要因なども考えられています。

つまり、老人性血管腫は紫外線・加齢・体質(遺伝子の要因)が重なって生じると考えられており、日焼け対策だけで完全に防げるものではありません。すでにできたものが自然に消えることもないため、除去を希望される場合は治療の対象となります。

赤いほくろや他のできものとどう見分けますか?

答え

見分けの決め手は色と、何が増えているかです。老人性血管腫は毛細血管の増殖なので赤く、ほくろ(色素性母斑)はメラニンによる褐色〜黒色、稗粒腫は角質がたまった白〜黄白色の小さなできものです。混在することがあるため、当院ではダーモスコピー(ダーモスコープという拡大鏡を使う検査)で観察して確認します。

老人性血管腫・ほくろ(色素性母斑)・稗粒腫の見分け
見分けの観点老人性血管腫ほくろ(色素性母斑)稗粒腫
見た目の色赤色褐色〜黒色白色〜黄白色
できているものの本体皮膚の中の毛細血管が増殖したものメラニンを持つ母斑細胞が増えたもの角質がたまった小さなできもの
大きさ・形1〜4mmほどで、平坦かやや盛り上がる大きさはさまざまで、平坦なものから隆起するものまである1〜2mmほどの小さな粒状
当院での主な治療色素レーザー「VビームⅡ」炭酸ガスレーザーなど(ほくろの治療)レーザー治療(稗粒腫の治療)

眼の周囲には老人性血管腫・稗粒腫・汗管腫・イボが混在しやすく、肉眼での判別は難しくなります。当院ではダーモスコピーで観察し、何のできものかを医師が確認したうえで治療方針をご説明します。

老人性血管腫にはどんな治療法がありますか?

答え

治療は凍結療法、切除術、レーザー治療(炭酸ガスレーザー、色素レーザー)があります。当院がメインで行うのは色素レーザー「VビームⅡ」による治療です。液体窒素による凍結療法は、簡単にできる治療ですが、色素沈着が長く残り(半年〜2年程度)、治療部位が瘢痕になる危険性があるため、当院ではおすすめしていません。

1)凍結療法

液体窒素で老人性血管腫を急速に凍結させて破壊する治療法です。簡単にできる治療ですが、色素沈着が長く残り(半年〜2年程度)、治療部位が瘢痕になる危険性があります。老人性血管腫は顔や胸元など目立つ部位にできるものですから、当院の見解として、安易に凍結療法を選ぶことはおすすめしていません。

2)切除術

メスを使って手術する方法です。老人性血管腫をメスあるいは円刃刀(パンチ)でくり抜いてから縫合します。縫合した傷跡が残ります。

3)炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは波長10,600ナノメートル(1ナノメートルは0.000001ミリメートル)のレーザーです。炭酸ガスレーザーの波長は水に吸収される性質があり、皮膚は水分を含んでいるため、病変の性状、色調に関係なく皮膚を蒸散させて削り取ることができます。老人性血管腫の部分にキシロカインという歯科治療で使うものと同じ局所麻酔の注射を行い、炭酸ガスレーザーで老人性血管腫を蒸散させます。照射時間は15〜30秒程度です。瘢痕を残すことは少ないのですが、ゼロではありません。ロングパルスYAG(ヤグ)レーザー、色素レーザーに反応しない老人性血管腫は炭酸ガスレーザーで蒸散させます。

4)色素レーザー

波長595ナノメートルの色素レーザーは血管内の赤血球に吸収されて、瞬間的に高熱となり、血管壁にダメージを与えます。このメカニズムで老人性血管腫を治療します。当院が老人性血管腫の治療でメインに使用しているのが、この色素レーザーです。

波長595ナノメートルの色素レーザーが血管内の赤血球に吸収され血管壁にダメージを与える仕組みの図
波長595ナノメートルの色素レーザーの光が血管内の赤血球に吸収され、瞬間的に高熱となって血管壁にダメージを与えます。

当院の老人性血管腫診療(担当・方針・治療ルール)

当院の体制

老人性血管腫のカウンセリング(診察・診断)から治療(レーザー照射)、必要な場合の経過診察まで、すべて皮膚科医の石田医師が担当します。当院は方針として、診察と治療は同時におこなっておりません。レーザー治療までに2回のご来院が必要です。

診察・相談・治療は満19歳以上が対象です

レーザー治療を前提とした診察・相談・治療の実施について、患者様の年齢制限を設けております。ご相談及び施術ともに、満19歳以上の方を対象とさせていただきます。

1回のご来院で治療できるのは10個までです

1回のご来院で10個まで治療ができます。治療当日までに治療希望箇所を患者様ご自身にてお決めいただいております。

カウンセリングと同日に治療はおこないません

最善の治療をおこなうためには、患者様がご自身の受ける治療について十分理解したうえで治療に臨んでいただくことが必須条件であると考えております。そのため、「カウンセリングと同日に治療はおこなっておりません」また「1回のご来院でご相談いただける内容を1つ」とさせていただいております。カウンセリング当日にお渡しする説明同意書の内容をよくご確認いただき、当院での治療をご検討ください。

経過診察は原則不要です

老人性血管腫のレーザー治療では、経過診察は原則不要です。治療箇所が盛り上がったり、膿んだり、ご心配な症状がありましたらクリニックにご連絡いただきます。必要な場合は経過診察にご来院いただきます(自費診察料1,650円)。

山手皮膚科クリニックでは老人性血管腫をどう治療しますか?

答え

当院ではシネロン・キャンデラ社製の色素レーザー「VビームⅡ」(波長595ナノメートル・国内承認機器)を用いた治療をメインとしています。レーザー光が血液中の赤血球に含まれる酸化ヘモグロビンに吸収されて熱エネルギーに変換され、血管が内側から熱破壊または熱損傷を受けて閉塞することで治療します。麻酔の注射剤は使用しません。

レーザーが血管を内側から閉塞させる仕組み

当院で使用する、シネロン・キャンデラ社製の色素レーザー『VビームⅡ』の光の波長は595nmであり、このレーザー光は血液中の赤血球に含まれる酸化ヘモグロビンに吸収されると熱エネルギーに変換されます。この赤血球内に発生した熱によりレーザー照射箇所に存在する血管が内側から熱破壊または熱損傷を受けて閉塞することで、血管の異常による症状を治療することができます。しかしながら、レーザー光が到達可能な皮膚表面からの深さには限界があり、照射部位の赤みを完全に消退させることができない場合があります。

冷却装置(DCD)により広範囲の治療ができます

レーザー照射部の先端に内蔵されたダイナミッククーリングディバイス(DCD)という冷却装置が、照射の直前に冷却ガスをレーザー照射部に吹き付けて、熱ダメージから皮膚を保護し、疼痛を軽減します。DCD装置により広範囲な病変でも安全に治療することが可能となっています。多発した血管腫、皮膚の浅いところにある血管腫に使用し、一度に広範囲を治療することが可能です。

安全に治療を行うため麻酔は使用しません

照射時には軽くゴムではじかれたような痛みがあります。照射時の痛みはありますが、安全に治療を行うため麻酔は使用せずに実施します。痛みに敏感な方は、麻酔薬を含有したクリーム剤で照射部位を麻酔することがあります。

眼のまわりを治療する場合

眼瞼周囲にレーザー照射を行う場合、レーザー光から眼球を保護するレーザー専用のコンタクトシェルを使用します。麻酔点眼液を点眼したうえで、医師が眼瞼内にコンタクトシェルを挿入します。コンタクトシェルを使用する場合、コンタクトシェル使用料と抗菌点眼薬代として3,000円を頂戴いたします。装着による結膜炎等の症状を予防するため、治療後4日間、1日3回、裸眼時に点眼薬(オフロキサシン点眼液)を点眼していただきます。

同一箇所の治療回数の目安

同一箇所に対する目安の治療回数は1〜2回です。治療ごとにレーザー料金がかかります。

シネロン・キャンデラ社の色素レーザー VビームII
当院で使用しているシネロン・キャンデラ社の色素レーザー「VビームⅡ」です。国内承認機器です。

レーザーの特徴は 色素レーザー「VビームⅡ」のページ をご覧ください。

治療の流れはどうなりますか?

答え

診察はすべてWEBからご予約をお取りいただく予約制です。初回はカウンセリング(診察・診断・説明)のみで、同日の治療は行いません。治療は後日のご予約となり、レーザー治療までに2回のご来院が必要です。1回のご来院で治療できるのは10個までです。

  1. 予約(WEB)診察はすべてWEBからご予約をお取りいただく予約制です。クリック受付ならびにお電話では予約の受付はいたしておりません。予約サイトの選択メニューボタンから「老人性血管腫」のご相談を選択してください。
  2. カウンセリング(診察・来院1回目)問診(WEB問診の内容を確認)、視診・ダーモスコピー、写真撮影、診断、レーザー治療の説明・料金案内、質問受付(予約に関すること以外)の順に進みます。必要時、診察前に洗顔または部分的な洗浄をお願いしております。範囲が狭い場合は、診察室でお化粧を拭き取らせて頂くことがあります。当院では、個包装のメイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液、日焼け止め、使い捨てタオルとヘアバンドをご用意しております。診察後にお化粧直しをご希望の場合は、患者様ご自身にてご用意願います。カウンセリングと同日に治療はおこなっておりません。
  3. 治療のご予約とご検討カウンセリング時にお渡しする説明同意書の内容をよくご確認いただき、当院での治療をご検討ください。初診・初回相談・再相談の後に治療が可能となります。治療当日までに治療希望箇所を患者様ご自身にてお決めいただきます。予約に関するご質問は受付にてご案内いたします。
  4. 治療(来院2回目)メイクオフ(治療箇所のみ)、治療箇所の確認、写真撮影、レーザー照射、クーリング、処置、ご自宅での処置の説明の順に進みます。1回のご来院で10個まで治療ができます。
  5. ご帰宅後の処置治療当日を含む4日間、1日2回朝夕の洗顔後に抗炎症作用のある軟膏(ロコイド軟膏)を外用します。コンタクトシェルを使用した場合は、治療後4日間、1日3回、裸眼時に点眼薬(オフロキサシン点眼液)を点眼します。ご自宅での冷却は不要です。
  6. 経過診察(原則不要)老人性血管腫のレーザー治療では、経過診察は原則不要です。治療箇所が盛り上がったり、膿んだり、ご心配な症状がありましたらクリニックにご連絡いただきます。必要な場合は経過診察にご来院いただきます(自費診察料1,650円)。経過診察では症状の確認・写真撮影、症状と今後の経過の説明、必要な場合は処置の説明を行います。

レーザー照射のながれ(治療当日)

  1. 洗顔照射部のお化粧や日焼け止めは完全に落としていただきます。
  2. 眼球保護専用のゴーグルを使用します。コンタクトシェルを使用する場合は、麻酔点眼液を点眼後に医師が眼瞼内に挿入します。
  3. レーザー照射照射ごとに冷却ガスが皮膚表面に噴射され、皮膚を保護し痛みを緩和します。照射時の痛みはありますが、安全に治療を行うため麻酔は使用せずに実施します。
  4. 照射後の処置照射部位に抗炎症作用のある軟膏を塗布します。その後、アイスノンで5〜10分間冷却して終了となります。ご自宅での冷却は不要です。

治療後はどのような経過をたどりますか?

答え

治療後、レーザー照射箇所に発赤、膨疹、局所的に内出血(紫斑)や点状皮内出血が生じます。内出血(紫斑)や点状皮内出血が生じた場合、完全に消退するまでに通常1〜4週間ほどかかります(多くの方が2週間以内に消退します)。治療箇所の表皮に強く炎症が生じた場合、炎症後色素沈着がみられる(皮膚が茶色くなる)ことがあり、炎症後色素沈着は3〜6か月で消退します。

内出血は必ずしも生じるわけではありませんが、血管を損傷することが治療効果であるため、治療後には内出血が生じる可能性が常にあります。

治療後の処置

  • 治療当日を含む4日間、1日2回朝夕の洗顔後に抗炎症作用のある軟膏(ロコイド軟膏)を外用
  • コンタクトシェルを使用した場合は、治療後4日間、1日3回、裸眼時に点眼薬(オフロキサシン点眼液)を点眼
  • ご自宅での冷却は不要

治療後の日常生活

レーザー治療後の日常生活の目安
洗顔・シャワー当日から可能
入浴翌日から可能
基礎化粧品・日焼け止め治療当日を含め4日間は不可(4日経過後から可能)
化粧治療当日を含め4日間は不可(4日経過後から可能)
飲酒翌日から可能
運動翌日から可能

その他の注意

  • 照射部へのマッサージや強い摩擦は少なくとも1週間はお控えください
  • 1回の治療で除去できなかった箇所に対する、追加の治療をご希望の場合、前回治療の6か月後から治療が可能です
  • カサブタが生じた場合、日焼け止めの塗布・お化粧はカサブタが取れてから可能となります
  • まれに水ぶくれができます。水ぶくれができた場合、治療箇所が瘢痕となる可能性が高くなります。すぐにご連絡いただき受診をしてください
  • 治療後にレーザー照射箇所の異常な赤み、腫れ、痒み、痛みなど、ご心配な症状がある場合は速やかにご連絡いただき受診をしてください。自己判断で異常発生より1週間以上放置された場合、適切な処置が行えず対応できなくなることがあります
  • 安全に治療を行うために、治療期間中は日焼けを避けてください。日中外出時は日焼け止めを必ず使用してください。日焼けをした後や大事なご予定がある前は少なくとも2週間あけていただいております

レーザー治療に伴うリスク・副作用

レーザー治療は人為的に熱傷を生じさせ治療対象を破壊または変性させるものであるため、治療後には、発赤、灼熱感、痛み、痒み、水疱、炎症後色素沈着などの症状が見られる可能性があります。また、色素脱失、瘢痕を生じる可能性が全くないわけではありません。

効果と返金について

治療における患者様の効果に対する期待は様々です。さらに治療における患者様の皮膚の反応も様々です。医療には多くの不確実、不確定の要素が含まれており、医療行為に確実性はありません。したがって、治療に際してはこの点をご理解いただき、治療前の患者様のご期待に対してご満足いただけない場合でも、既に実施された治療費の返金はいたしておりませんのであらかじめご了承ください。

治療を受けられないのはどのような場合ですか?

答え

治療希望箇所に過度の日焼け、肝斑、炎症後色素沈着、炎症後紅斑、皮膚炎、湿疹、痒み、カサブタがある場合、治療をお受けいただけません。また、光線過敏症の方、妊娠中の方、過去に金製剤の抗リウマチ薬の内服または注射歴がある方、イソトレチノイン内服中および内服終了から30日を経過していない方も治療をお受けいただけません。

治療をお受けいただけない場合

  • 治療希望箇所に過度の日焼け、肝斑、炎症後色素沈着、炎症後紅斑、皮膚炎、湿疹、痒み、カサブタがある方
  • 光線過敏症の方
  • 妊娠中の方
  • 過去に金製剤の抗リウマチ薬の内服または注射歴がある方
  • イソトレチノイン内服中および内服終了から30日を経過していない方

同意書の提出をもって、上記に該当しないことの申告となります。

治療前後に中止していただくもの

  • 治療前後3日間は、一部のニキビ治療薬(デュアック配合ゲル、ベピオゲル、ディフェリンゲル、エピデュオゲル)、ピーリング石鹸の使用を中止

再開・再相談について

初診(初回相談)または最終治療のいずれか直近の日付から1年を経過した後、治療開始または治療再開をご希望の場合は、初診から治療開始となります。

老人性血管腫の治療費用はいくらですか?

答え

老人性血管腫の色素レーザー治療は自費診療です。レーザー料金は1回の治療につき1個8,800円(税込)です。ほかに自費初診料が3,300円、治療後に使用する抗炎症軟膏(ロコイド軟膏5g)が1本170円、眼瞼周囲の治療でコンタクトシェルを使用する場合はコンタクトシェル使用料と抗菌点眼薬代として3,000円がかかります。1回のご来院で治療できるのは10個まで、同一箇所に対する目安の治療回数は1〜2回です。

老人性血管腫レーザー治療の料金(税込)|公式料金表に準拠
項目費用(自費・税込)
自費初診料(初診時)¥3,300
自費診察料(経過診察料・再診時)¥1,650
レーザー治療(1回の治療につき1個)¥8,800
抗炎症軟膏(ロコイド軟膏5g)¥170/本
コンタクトシェル使用+抗菌点眼薬(眼瞼周囲の治療時)¥3,000

治療ごとにレーザー料金がかかります。表示の金額は消費税10%を含みます。将来において改定となる場合があり、実際の治療費は治療日の料金設定が適用されます。最新の料金は 料金表 をご確認ください。
主なリスク・副作用:内出血(紫斑)・点状皮内出血(消退まで通常1〜4週間)、炎症後色素沈着(3〜6か月で消退)、まれに水疱。色素脱失・瘢痕を生じる可能性もゼロではありません。効果・経過には個人差があります。

山手皮膚科クリニック院長 豊福一朋

この記事の執筆・監修

豊福 一朋(とよふく かずとも)

日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医・医学博士・MBA

老人性血管腫は、赤いほくろのように見えて患者様が自己判断しにくいできものです。液体窒素による凍結療法は簡単にできる治療ですが、色素沈着が半年から2年ほど残り、瘢痕になる危険性もあります。顔や胸元など目立つ部位にできるものだからこそ、当院では色素レーザー「VビームⅡ」による治療をメインにしています。診察と治療は同じ日には行わず、説明同意書をお読みいただいたうえでご判断いただく方針です。

経歴
  • 1991年 長崎大学医学部卒業
  • 1994年 カナダ・アルバータ州立大学皮膚科に留学
  • 1998年 九州大学大学院医学研究科修了(医学博士)
  • 1999年 米国国立衛生研究所(NIH)研究員
  • 2002〜2004年 慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)
  • 2005年 山手皮膚科クリニックを開設

自費診療に関する表記

VビームⅡによる老人性血管腫治療の概要
診療区分自由診療
照射出力等21〜30J/c㎡
治療期間・回数治療は1〜2回
リスク・副作用レーザー照射時にゴムで弾くような痛みがあります。治療直後にはレーザー照射部位に発赤と痛みがでます。治療後、局所的に内出血(紫斑)や点状皮内出血が生じ、完全に消退するまでに通常1〜4週間ほどかかります。強い炎症が生じた場合は炎症後色素沈着がみられることがあり、3〜6か月で消退します。まれに水疱が生じ、色素脱失・瘢痕を生じる可能性もゼロではありません。
費用(税込)1個1回あたり 8,800円。別途、診察料・薬剤費等が必要です。
承認区分VビームⅡは国内承認機器です。

注)治療には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。治療に用いる医薬品および機器は当院の医師の判断の元、個人輸入の続きをおこなったものです。個人輸入において注意すべき医薬品等については 厚生労働省のページ をご参照ください。

顔・胸元・腕の赤い点が気になる方へ。当院はカウンセリングと同日の治療は行わず、説明同意書をお渡ししてご検討いただいたうえで、後日の治療をご予約いただきます。ご相談・治療ともに満19歳以上の方が対象です。

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