シミの治療で明るい肌に。ソバカス、雀卵斑(じゃくらんはん)の治療
シミ・ソバカス、雀卵斑(じゃくらんはん)の疑問にお答えします
映画などの白人の子供には、ソバカスが多いですね。このようなソバカスは医学用語では「雀卵斑(じゃくらんはん)」といわれます。点在する色素斑がスズメの卵の表面様であることからきています。ソバカスは赤毛の白人に多いとされ、発症は5〜6歳頃で、思春期に皮疹は著明となります。
日本ではソバカスのある人は色白の人が多いです。ソバカスは両方の頬部に同時に存在することが多く、紫外線曝露後には多少色が濃くなることもありますが、季節的変動はほとんどみられません。また、ソバカスの始まりは幼小児のこともありますが、思春期から中年と幅広いです。しかし、純粋にソバカスだけという人は少なく、もっと深いところにメラニンがある太田母斑がまじっていることもあります。
レーザー治療
純粋なソバカスであれば、アレキサンドライトレーザーなどメラニン色素によく反応するレーザー機器による治療がもっとも効果があります。当院では2種類のアレキサンドライトレーザーを症状によって使い分けています。
症状によって使い分ける2種類の機器

顔全体にちらばって存在するソバカスに対しては、ロングパルスレーザーを照射します。これによる治療の利点は、短い時間で顔全体をもれなく照射することができることで、照射後の発赤も少ないことです。しかし、一部ソバカスが取れ残ることがあります。取れ残りのソバカスに対しては、Qスイッチレーザーを照射したり、ハイドロキノンの単独外用療法あるいはレチノイン酸とハイドロキノンを併用した外用療法を行います。
ソバカスの範囲や数が少なく、完全にソバカスを取りたいときは最初からQスイッチレーザーを照射します。このレーザーの利点はシミ1つに対して1ショットのレーザーを照射して、確実にソバカスを消し去ります。ロングパルスレーザーと違い、照射部位に赤みが数日残ります。
アレキサンドライトレーザーによるソバカス治療


外用薬による治療
さまざまな事情でレーザー治療が困難な場合は、ビタミンC誘導体外用、ハイドロキノン単独外用、あるいはレチノイン酸とハイドロキノン併用外用を行います。
ビタミンC誘導体外用
最も手軽な治療法です。1日2回程度ソバカスに外用するだけです。ビタミンC誘導体は皮膚に浸透し、活性型ビタミンCに変わって、メラニン細胞の過剰なメラニン生産を減らします。この作用によりソバカスを消したり、薄くしたりすることができます。しかし、外用を中止すると次第にソバカスは元に戻ります。皮膚への浸透を促進させるのにイオン導入をおこなうとより効果的です。また、ビタミンC誘導体は、シミ、ソバカスを薄くする以外に1)毛穴の開き、2)ニキビ、3)小じわ、4)肌のキメなどの改善が期待できます。

ハイドロキノン単独外用
1日2回程度ソバカスに外用する手軽な治療法です。ハイドロキノンはメラニン細胞のメラニン産生を抑え、さらに過剰にメラニンを産生する異常メラニン細胞を選択的に破壊します。ハイドロキノンによるかぶれなどがおこるかどうかテストを行った上で、1日1−2回ソバカスに外用します。

トレチノインとハイドロキノン併用外用
トレチノインとハイドロキノンという2種類の外用剤を組み合わせると、上記のハイドロキノン単独に比べ、高い効果のある治療が可能になります。

治療方法は「漂白期」と「治癒期」に分かれます。治療開始4〜6週までは「漂白期」といい、トレチノインおよびハイドロキノンを併用し、強力に表皮メラニンの排出を促します。多くの場合は治療開始後2〜3日のうちに皮膚が紅くなる皮膚炎症状と、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)の亢進により皮膚の皮がうすく剥けるようになります。その後のソバカスが消失あるいは軽減した段階で「治癒期」に移行します。トレチノインを中止しハイドロキノンのみを外用します。これより、紅くなった皮膚は、ソバカスのない皮膚へと生まれ変わります。

料金 (シミのレーザー治療は保険適応外です)
※初診料¥3,150、再診料1500円が別途かかります。
※Qスイッチ・アレキサンドライトレーザー照射はソバカスの範囲によって、価格を算定します。











